1 Apr 2012

日本初クラウドファンディング


オーマ株式会社が運営する日本発のクラウドファンディング「READYFOR?」がリリース1周年を迎え、取引額が約2800万円に達したとのこと。これに伴い、特設ページではこれまで掲載されたプロジェクトのストーリーや支援者の声が紹介されています。









READYFOR?の仕組については下記の通り。
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■引換券販売による支援
寄付や投資による支援とは異なり、実行者は支援者であるスポンサーに対して引換券を用意します。例えば、イベントを開催する費用を募る場合は、3000円を支援したスポンサーにはイベントチケット、1万円を支援したスポンサーに対してはイベント出演者との写真撮影ができる権利など、各プロジェクトのユニークな引換券を販売することで支援が行われるという仕組みです。
■All or Nothing
各プロジェクトは事前に設定された一定の期間内に資金を集めます。締め切り日の時点で、目標金額に達した場合にのみプロジェクトの支援が実行されます。一方で、目標金額に1円でも満たなかった場合には、支援が行われません。資金は全額スポンサーに返金されます。
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2点目の条件にもかかわらず、この1年間で掲載された54のプロジェクトの内、92%が成立しているという実績は凄いと思います。
早速私もこちらのパレスチナ難民キャンプ版ドラゴン桜プロジェクトに出資しました。こちらは一年前にアジア最貧国ドラゴン桜(in バングラデシュ)を成功させた税所篤快さんによる通信教育のプロジェクト。
パレスチナ難民の子供たちが暮らすヨルダンは超学歴社会であり(!)、お金がない→良い教育が受けられない→良い職が得られないという悪循環が生まれています。この負のスパイラルを断ち切るため、日本の衛星教育の技術・ノウハウを活用し、質の高い教育を少しでも多くの生徒に届けることを目的に立ちあがったプロジェクトです。
バングラデシュでは実際に名門ダッカ大学への合格者を出しているおり、貧しい人や田舎出身の学生でも名門校に合格できるんだ!という希望を与えました。

プロジェクトへの出資者には、出資金額に応じた"権利"と経過報告が報告が送られてきます。
国内外問わず、様々な分野でもプロジェクトが現在も進行中なので、ご興味ある方はぜひ