30 Apr 2011

海外転勤

3月、4月は仕事もどたばたしていた上に海外への転勤準備が重なり、更新が滞ってしまった・・・
4月の半ばに無事イスタンブールへ赴任し、こちらでの生活を始めました。
新しい職場は日本人が実質1人で後は英国人1人+トルコ人10人。
担当業務ごとに個室があるため、プライバシーもへったくれもない東京のすし詰めオフィスに比べると、だいぶ過ごしやすい。

こちらで働き始めて一番実感したのは、東京では自分がいかに頑張っていることを“見せるか”
を頑張っていたということ。

東京での上司はサービス残業などを求めない人で、彼自身も18時代に帰宅していた。
それでもやはり皆平均して21時くらいまでは働いていたし、やる事が溜まればタクシー帰りの日もあった。

仕事の大半はメールと電話で処理可能なんだから、在宅勤務だって全然可能じゃんといつも不満に思ってた。(そしてそれを上司にぶつけ、即却下されたことも・・・)
でもやっぱり周りに合わせ、平日は自分の時間なんてほとんど取れなかった。
そして、遅く残っている程「頑張ってるねー」と見做されてた。
表面上は残業をなくす方針になっているけれど、やっぱり上の人達の頭には昔の体育会的な考えがあって
ツラい思いをしてる人ほど評価されてる。(だから皆仕事はツラいもの、として割り切ってる)

こっちでは皆18時前には絶対帰る。やる事さえきちんとやってれば、誰も文句は言わない。
仕事の成果を決めるのは量ではなく質。

人により好みはあるだろうけれど、自分はこの自由な環境で初めてのびのびと仕事をできているように感じる。

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